　やべ、ちょっと泣きました。
いたく短い話ですが、逆に短い話でキチンとまとめているのは流石。
セーブ時間の方が長いんじゃないかってくらい短いボリュームだったりしますが。

　120円という現実的なギミックがテーマですが、
設定はファンシー＆ファンタジー。んなバカな、って展開も多々あります。
リアルめいた話を期待すると肩すかしを食らうかもしれません。

　物凄く御都合的な面もあったりしますが、
そのへんが気にならなければ結構面白い作品なんじゃないでしょうか。
マッタリと安心して読める、ちょっぴり心が温まる系のお話群です。

　うまく物語を収束させた短編って感じで、
コストパフォーマンス的な物は人に因ると思いますが、個人的にはグッドでした。

　余談ですがパッケージ絵のクソロリ幼女は久々に買うのがキツかったです。
これをレジに差し出した瞬間の店員のあの目！
まるでゴミ虫を見るかのようなツンデレ視線に、僕のハートもドキドキ。
「もう二度とウチの店に来ないで下さい」思わず店員もそう言ったとか言わないとか。

　さぁ勇者よ立ち上がれ！
見せろ蛮勇、己の魂！
コレ持って女の店員に向かって震えるハートを誇示するんだ！

その他・システムとか　▲

　選択肢とかあったっけな…。とりあえずひたすら読むだけのAVG。

　システムは普通。インチャネは普通って印象。
KID＞インチャネ＞プリンセスソフト＞＞＞その他の移植すら満足に出来ない駄目メーカー

　思わず不等号を使用してみたくなるくらい普通だった気がします。
5分経たずに読み終わる1章毎にセーブ画面が入り、
それに従っていちいちセーブしてるとプレイ時間が倍くらいになるので注意。
私なんて夏になったくらいに気がつきましたよ、セーブしなくてもいいって。アハハ。

評価　▲

総合	65
シナリオ	65
音楽	70
萌え	50
泣き	65
エロ	-

萌えキャラ：春の人

半年以上経っても覚えてる度：30%
インパクトは薄め

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120円の春 （PS2版）

120円の春　（PS2版）