やった日 06.1/4
絶頂

らぶデス 〜Realtime lovers〜



事前情報と購入動機
 紙芝居ゲーが幅を効かせる業界内で、
3Dポリゴンによるフルアニメーションといった独自の路線を展開、
独り気を吐くブランド、イリュージョン系列。

PC買い換えた暁に、せっかくなのでベンチマーク的な物として買ってみた。



ストーリー概要
 ラブでデスな感じの話。ちゃんと書けYO!



シナリオの感想とか
 凄い。デジタルカルチャーショック。


 すみません、やるまではバカにしてました。
どうせショボく適当に動くだけなんだろ、って。

 無論、技術的にはまだまだなのかもしれませんが、なんつーか、
今までのエロゲ理念を覆されるくらいの衝撃。立ち絵の概念すら無いんですよ!?
そして動く!コレはマジで衝撃的。何かもう、現在の停滞してるエロゲ観を吹き飛ばす勢い。
未来を感じさせる出来でした。

 とは言ってもやはり問題はまだまだ山積みなのかもしんないですけどね。
最終的にはFF7ACみたいなキャラでグリグリHを敢行するのだろうか。
そんな未来、見てみたいモンです。まさにエロユートピアことエロトピア。
もう3次元なんて要りませんね。そんな時代が来たら一生部屋から出ませんよ僕は。


 同ブランドで3タイプ程あるみたいでして、
最初にらぶデスをやったのは良かったかもしれません。
アニメ風トゥーンシェイドのお陰で、違和感無く2次元から2.5次元へジャンプ・アップできました。

 別にジャンプ・アップはしなくても良いんですが、キャラの表情等は普通に良い感じ。
立ち絵が豊富なゲームに比べればやや劣るかも。しかし特には乏しいとは感じませんでした。

 俺たちのユートピア・2次元美少女が表情そのままに立体化だ!
結局モニタの中からは出てこないけど!万歳!万歳!理想郷!

 気になる動きも、システム的には紙芝居エロゲと同じなので違和感無し。
(そもそも動き自体があまり無いかも)
しかし、キャラを自由に動かせるという点で将来性がバリバリです。
これを生かせばやれない事は無い、そんな気すらします。
会話と動きが同期してるだけで何か感動しました。


 んでシナリオについて。

 これはアレですね、駄シナリオ。ミレナリオみたいな響きですね。
どっかで見た展開にどっかで見た進行、
さらには伏線ゼロからの新事実で、ある意味もっとも驚愕サプライズ。
いい感じにキャラが死んでます。

 中盤から「勘弁してくれ、早くエロシーンを見せてくれ」の連呼で
(スキップはしない人なのでちゃんと全部読んでますが)どうにか進めました。疲れた。


 んでエロシーンについて。

 これまた驚愕。グリグリ動く利点そのままに、
かつ人間では不可能な動きとか場所で新しい笑いを提供してくれます。
や、多分ちゃんとエロいんですが、制作側もネタに走ってるというか。
爆笑度合いでは過去の名作に匹敵する程。動く、ってのはこれ程面白いモノなのか。
これは必見です。但し、人によっては怒り心頭となるかも。


 んでまとめ。基本的には既存のAVGでありつつ、シナリオは駄ながらも、
エロシーンはインパクト抜群、そして3Dが斬新過ぎ。

 エロゲをいっぱいやっててマシンスペックが足りる人は、
一回やってみるべき作品だと思います。ホント笑撃、もとい衝撃的でした。
衝撃だけで100点つけられる勢いですが、まだまだ生かせる余地はあるかなと思いこの点数。
やたら低い項目点には目を瞑ってください。これからもがんばれTEATIME。
アニメ調のが出たら買うぞ。



その他・システムとか 
 上でほとんど言っちゃってます。
動くかどうかが勝負だ!



評価 
総合
85
シナリオ 25
音楽 35
萌え 15
泣き 0
エロ
8

萌えキャラ:いいんちょ

半年経っても覚えてる度:75%
スイカ

 


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