やった日 04.12/12
絶頂

planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜



事前情報と購入動機
 キネティックノベルと称し、ダウンロード専売という新手法のゲーム。
販売方法以外、既存のAVGと何ら変わってない気もしますが…。

 つかコレ流行んないと思うんですよね、あんまり盛り上がってないし。
とか心配しながらのキネノベ第一作。開発はKey、最初にして最大級のブランドを投入。
は良いんですが、これで転けたら後は無いですよ!?とか思いながらも購入。
結局Key作品は全部やってるんじゃないか、そんな気もする。



ストーリー概要
 戦争で廃墟と化し、人間が残り少ない未来。
崩壊都市に残された物を集めて生きる主人公は、
廃墟のプラネタリウムで壊れかけたロボットの少女と出会う。

 あとは廃墟とか人類滅亡寸前とか壊れかけた、
とかのキーワードから予想される通りの事で大体合ってると思うよ。うん。



感想とか
 まず概要の時点でガチ泣かせストライク。

 逆に言えばこれで失敗したら終了。
そんな思いを抱きつつも、予定通りヒット。ナイスヒット。


 まぁ…かなり予想通りの展開ですが、でも何か足りない感がします。
後味が悪いのもあるし。今までのKeyゲーの1人分のシナリオを切り取ったって感じ。

 あくまで「ゆめみ」のみで閉じてるというか、
いっそこの世界観で他のエピソードとかもあったら、
ゆめみ自体ももっと盛り上がったのにとか思います。

 よくも悪くも短編。ライトノベルって感じ。
うーん、しかし、シナリオよりもやっぱキネノベ自体が心配だ…。


 あとで追記>2006年1月現在、途中何の音沙汰も無く消滅を匂わせましたが、
久々にサイトを覗いてみたら細々と続いているようです。がんばれ。



その他・システムとか 
 プレイ時間は超短め。無論エロとか無し。
感覚的には上で言っているように、PCで読むラノベに近かったでしょうか。
個人的には短いのは歓迎ですが、これで1050円をどう取るかは本人次第。
うにゅ、ラノベ2冊ぶんか…、びみょ。

 最初にスタッフが発表された時は麻枝氏・折戸氏の不在で
「おいおい、二軍かよ!」
とか思ってしまいましたが、音楽面ではかなり良かったです。

 というか最近は戸越氏のウェイトがかなり大きいような気もするんですよね。
CLANNADでも気に入った曲は戸越氏名義が多かったし。
それを再確認するかのように本作でも良曲の数々を提供してくれました。グッジョブ。

 あとはやっぱ販売形式。ダウンロードするだけの手軽さながらも、
何だか普通にパッケージ購入した方が煩わしくないような印象。
開始時は案の定コピー問題とかでドタバタしてたし。
実は3ケタ人くらいしか買ってないんじゃないか、そんな気すらします。
イマイチ売りが見えません。がんばれ。


 追記>現在はパッケージ版、そしてPS2版出ております。お好きなモノをどうぞ。



評価 
総合 65
シナリオ 60
音楽
80
萌え 0
泣き 70
エロ こつえのエロが見たい

萌えキャラ:ゆめみに萌えない俺はどうすればいいんですかね

 


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