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終末の過ごし方
好きそうな設定かつ、評判がよろしかったので買ってみました。
人類滅亡まであと1週間。
そんな状況でのラブストーリー。
人類滅亡といっても、あくまでも単なる舞台装置であって、
その理由とか、生きる為に足掻く様などは一切でてきません。
終末は必然的に決まっている。そんな中でのお話です。
そのへんの葛藤とか恐怖とかを極力排除したせいか、どこか透明感の溢れる作品でした。
雰囲気ゲーというか何というか。別段何かを提示するわけでもなく、
ひたすら淡々と「終末の過ごし方」を描いた物語です。これはこれで良い感じです。
作中に流れる、ある種達観したかのような雰囲気にひたれるなら良作となるでしょう。
というか設定に関して文句をいうのは無粋というか、そんな事は何の意味も為さないので、
この雰囲気についていくしかないんですが。静謐とか透明感という点で、
ジャンルすら全然違いますがPS2の「ICO」に似た感じがちょっとしました。
そんなキーワードに惹かれる人は是非。
人によっては恐ろしく良作になる可能性のある作品です。
プレイ時間が驚異の短さですが、知っててあえて選んだのでむしろプラスポイント。
登場人物全員メガネッ娘というのは何か深い意味があるのでしょうか。そこだけは謎でした。
ひょっとしたらこのへんに終末の秘密が隠されてるのかもしれない。
総合 |
60 |
シナリオ |
60 |
音楽 |
55 |
萌え |
0 |
泣き |
55 |
エロ |
0 |
萌えキャラ:いなかった
半年経っても覚えてる度:40%
D.J.
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