やった日 05.6/26
絶頂

ひぐらしのく頃に 目明かし編



事前情報と購入動機
 ひぐらし解答編。出題編と同時購入した。



ストーリー概要
 面白かった。



ひぐらしを俯瞰して
 前作は出題編、ということらしいです。
前作で「ひぐらしは究極にゲームだ」とか語ったわけですが、
それすなわち「出題編〜解答編」の「〜」の時期、
つまり推理している時が一番面白いというわけで。
今回は諸事情により出遅れた為、同時に買ったことがちょっと悔やまれます。

 んが、やってみると案の定というか、謎のほとんどは放置むしろ増えた気も。
前作4章のうち1章分の解明っぽい話ですが、
その思いこみすらも罠かもしれないという超疑心暗鬼雛見沢症候群な今日この頃。
結局、完結する日が待ち遠しいです。

 推理期間が一番楽しく、ネットや口コミを通して広がった本作ですが、
その強みはまた弱点ともなりうると今作では感じました。

 推理という行為も、半年に1回に発売というペースでは間が保たないような。
完結は早くても来年の夏。自分的には今年いっぱいくらいで忘れてしまいそうです。

 それでいてネットによって広まった「ひぐらし」という素材は、
ネットでの消費スピードもまた異様に早く、
ブームとなる物の常とはいえ完結前に失速するという最期もありうる話です。
既にちょっと沈静化してる気も。

 議論するのが楽しい、とは言っても相手がいなければ駄目なわけで。
そもそもこれが売れてなかったら起承転結の起がなかったわけですが、
話題にするのが楽しいという「ゲーム性」の終焉もまた見えてしまった感があります。
それはまぁ今後の展開次第ということで。成功してほしいものです。


 直接的ではなく、精神的なホラーな本作。
最終的に誰も信じられなくなる疑心暗鬼と被害妄想。
余談ですが、私は他のギャルゲとかでもまず制作者の考えを探る人でして。

 ゲームの登場人物の誰よりもまず竜騎士を疑え、と。
こういう見方は大概つまんなくなりますが。
昨今流行のライター偏重主義も考えモンですね。
結局謎はわかんないんですがね、げぎゃぎゃ



その他・システムとか 
 音楽面がかなりパワーアップ。
今作からテーマ曲みたいなものも生まれました。あとは大体同じ。



評価 
総合
80
シナリオ 75
音楽 65
萌え 0
泣き 0
エロ -

萌えキャラ:萌えなくなった

 


戻る